千葉黎明が初の準決勝進出 高校野球秋季関東大会 健大高崎と対戦へ

2024/10/29 13:10 

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 高校野球の秋季関東大会は29日、横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で2回戦があり、千葉黎明(千葉1位)が山梨学院(山梨1位)を5―2で破り、初の4強入りを果たした。

 11月2日に行われる準決勝への進出チームが決まり、千葉黎明は健大高崎(群馬1位)と対戦する。もう1試合は横浜(神奈川1位)―浦和実(埼玉1位)が戦う。

 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。関東・東京地区の一般選考枠は6。【高橋広之】

 ◇千葉黎明・中野大地監督

 <4強入り>

 実感がないというか、選手は意識しているんでしょうけど、そんなことよりも、目先のこのゲームで終わりじゃないっていうことは試合前にも言いました。ここ(4強)がゴールじゃないんだから、切羽詰まるなと。まずこのゲームに自分たちの試合運びをどれだけ出せるか。楽しんでやりましょうと伝え、選手たちはやってくれました。

 <あまり意識しないようにしていた>

 そうですね。私も選手も意識していないことはないんですけども、でも、それが今日の山梨学院さんという強豪校との試合を考えたら、その意識は邪魔なので。なるべく無くそうと思って選手たちには昨日、今日と話していました。

 <最も練習してきたことは>

 この新チームに限らず守備・走塁ですね。バッテリー間を中心にした守備と走塁にはかなりの時間を割いてきました。新チームになったときもある程度は守備ができるなっていう感覚はあったので、普通に練習するよりはもう1個、彼らに壁を与えた。夏でもかなり緊迫した雰囲気の中でやりました。

 <今後に向けて>

 そうですね。私も(拓大紅陵時代の)約20年前にこの関東大会に出たんですけど、決勝戦で敗れてしまって、神宮大会に行きたいなっていう思いがありました。明治大学時代に東京六大学野球の選手として育った神宮球場で選手たちが野球をやれたらこんなにうれしいことはないなっていうことで、一つの目標とさせてもらってます。

毎日新聞

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