ラオス拠点の特殊詐欺事件に関与か 23~64歳の男女9人逮捕

2026/10/02 13:54 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ラオスを拠点に福島県の男性から現金をだまし取ろうとしたとして、栃木、神奈川両県警の合同捜査本部は2日、東京都大田区の飲食店従業員、大和伸夫容疑者(64)ら日本国籍の男女9人を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。捜査本部によると、ラオスを拠点とした日本人の特殊詐欺グループの摘発は初めて。

 9人ともラオスから航空機で日本に移送し、機内で逮捕した。大和容疑者以外は23~49歳で北海道、東京都、神奈川県、京都府、沖縄県の出身者。

 9人の逮捕容疑は何者かと共謀して6月17日、福島県郡山市のパート男性(当時67歳)に対し、ラオス国内から通信アプリ「LINE」で連絡。警察官を名乗って偽の警察手帳を示し、「あなた名義で携帯電話が不正に契約されている」などと言い、現金をだまし取ろうとしたとしている。

 特殊詐欺事件を巡っては近年、東南アジアで日本人の摘発が相次ぐ。今回は、現地当局が6月17日に拠点を摘発し、日本人を含む17人を拘束したという。

 栃木県警がカンボジアを拠点とした特殊詐欺事件を捜査中、今回のグループとの関連が浮上した。捜査本部がグループの実態解明を進める。【白川徹、藤田祐子】

毎日新聞

社会

社会一覧>

注目の情報