災害時の「外国人差別デマ」 国に対策求め、有識者らが提言

2026/09/18 20:23 

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 災害時に「外国人が被災地で犯罪をしている」などとする流言(デマ)が繰り返し広められてきたとして、国内の研究者や作家、弁護士らでつくる「災害時の差別流言研究会」は18日、抑止に向けた対策を取るよう国に提言した。

 提言書では流言について「差別・暴力・社会的混乱を引き起こす深刻なリスクがある」と指摘。国は防災や人権上の重要課題だと位置づけ、迅速に正確な情報を発信するよう求めた。こうした流言を規制するため、ヘイトスピーチ解消法を改正すべきだとした。

 研究会共同代表の郭基煥・東北学院大教授(社会学)はこの日、東京都内で開いた記者会見で「在日外国人が増えると共にSNSが活発化しており、流言が暴力に発展する危険性が増している」と早期の対応を訴えた。

 災害時の流言を巡っては1923年に発生した関東大震災で、発生直後のデマをきっかけに朝鮮人らが虐殺されたとされる。2011年の東日本大震災では「外国人窃盗団が活動している」などの根拠のないうわさが広がり、警察当局が打ち消しに走った。【遠藤大志】

毎日新聞

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