「ガソリンまかれた」出火時、建物に11人 岐阜ケーキ店2人死亡

2026/09/06 08:22 

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 5日午後9時ごろ、岐阜県本巣市宗慶のケーキ店「さんらいず」兼住宅にいた女性(65)から「人がナイフで刺された。ガソリンをまいている。火事になっている」と110番があった。岐阜県警北方署によると、焼け跡から2人の遺体が見つかったほか、この建物に住む曽野さとみさん(66)ら3人が病院に搬送された。また、鉄骨2階建ての建物延べ約300平方メートルが焼け、約3時間後に鎮火した。

 県警によると、出火当時は曽野さんや知人ら男女11人が建物内にいた。曽野さんを中心とした集まりとみられるが、詳細は分かっていない。県警は何らかのトラブルがあった可能性があるとみて調べている。

 現場は樽見鉄道北方真桑駅から南西へ約1・3キロの田んぼや戸建て住宅が並ぶ郊外にある。

 「さんらいず」のホームページによると、店は開店から20周年を迎えるといい、カフェスペースもある。近くに住む40代の女性によると、「ボン」という音が数回聞こえた後、火の手が上がるのが見えたという。閉店後も店の駐車場に車が複数あったといい、「近所の人とも『今年が20周年だからイベントでもしているのかな』と話していた」と、驚いた様子だった。

 岐阜県洋菓子協会関係者によると、曽野さんは協会の理事を務めている。この関係者は「誰かに恨みを買うような人ではない。少し前に会ったときも変わった様子はなかった」と話した。【式守克史、菊池真由、木谷郁佳】

毎日新聞

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