道頓堀火災から1年 現場の雑居ビル前で消防隊員2人を追悼

2026/08/18 18:58 

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 大阪の繁華街・道頓堀の雑居ビルで消火活動中の消防隊員2人が亡くなった火災は18日、発生から1年となった。現場の雑居ビル前には消防関係者や市民らが足を運び、犠牲となった2人を悼んだ。 

 火災は2025年8月18日午前9時45分ごろ、大阪市中央区の道頓堀川沿いの6階建てビルで発生した。地上付近で出火し、ビルの壁面看板を伝って東側の7階建てビルに燃え広がり、消火活動中だった浪速消防署の消防監、森貴志さん(当時55歳)と消防司令補の長友光成さん(当時22歳)=いずれも特別昇任=が亡くなった。 

 現場はグレーの防音シートで覆われたままで、近くの橋に献花台が設けられている。

 長男(10)と訪れた広島県の消防士の男性(40)はビルに向かって手を合わせ、「同じことが起こらないようにしなくてはならない」と話した。献花に来るのは2回目という大阪府高槻市の中村圭介さん(50)は「忘れてはならない。殉職された2人に『ありがとうございました』と自分なりの感謝を伝えました」と語った。

 大阪府警は7月、たばこの不始末が出火原因だったとして、当時ビル内の飲食店で働いていた男性(35)を重過失失火の疑いで書類送検した。【大坪菜々美、安徳祐】

毎日新聞

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