茨城・神栖市長選 当選無効取り消し求めた訴訟、東京高裁で結審

2026/08/04 20:23 

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 茨城県神栖市長選で「まんじゅうや」などと書かれた2票が有効と認められず、県選挙管理委員会に当選無効と裁決された木内敏之市長が取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が4日、東京高裁(佐藤哲治裁判長)であった。県選管側は請求棄却を求め、即日結審した。判決は9月3日。

 当時現職だった石田進氏との一騎打ちとなった市長選は得票同数となり、くじ引きで木内氏が初当選。石田氏側が市選管や県選管に異議や審査を申し立て、市選管が木内氏の有効票としていた「まんじゅうや」「だんごさん」の2票について、県選管は「通称として広く使われていたとは認められない」として無効と判断。当選無効の裁決を出した。

 訴状によると、木内氏は120年以上続く老舗和菓子屋に生まれ勤務していたことや、災害時にパック入りのだんごを配布するなどしたことから「(市民に)『まんじゅうや』『だんごさん』の呼称で呼ばれていた実態があった」と主張。石田氏の票の中に無効票があると訴えている。

 県選管の星野学委員長は報道陣の取材に「裁決書で適正に結論を出している」と強調した。

 木内氏は「裁判外でのコメントは差し控える」などとする談話を発表した。【井手一樹、古賀三男】

毎日新聞

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