京都の祇園祭・後祭 11基の山鉾が炎天下の都大路を巡行

2026/07/24 19:00 

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 祇園祭・後祭(あとまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が24日、京都市中心部であった。華やかな懸装(けそう)品で飾られた11基の山鉾が炎天下の都大路をゆったりと進んだ。連日の猛暑のためか、府警発表の人出は昨年より約1万人少ない約4万人だった(午前11時半現在)。

 後祭の巡行は、17日にあった前祭(さきまつり)の行路を逆に進む。午前9時半、「くじ取らず」で先頭の屋台、橋弁慶山が烏丸御池を出発。囃子(はやし)方を大勢乗せた曳山(ひきやま)の北観音山、今年の「山一番」を引き当てた舁山(かきやま)の鯉山が続いた。

 後祭には、真木(しんぎ)と呼ばれる柱の先に金具の飾りを付けた鉾は出ないが、曳山などが威勢のよい「辻回し」を、舁山などは担いで回す「山回し」を交差点で披露し、沿道を沸かせた。

 祇園祭山鉾連合会理事長の木村幾次郎さん(78)は「天気に恵まれ、たくさんの方にきれいな姿を見ていただけてうれしかった。暑い中だが、ありがたいことですね」。前祭と後祭で計34基の無事の巡行に感謝した。

 巡行は、1966年に始まった「合同巡行」を経て2014年から再び前祭と後祭とに分かれ、同年の後祭に大船鉾が、22年に鷹山が復帰した。5年目の巡行を終えた鷹山の常務理事で車方棟梁(とうりょう)を務める井上八三郎(やさぶろう)さん(62)は「巡行に再現性はなく、毎回同じようにはいかない。さまざまなトラブルがあったが、なんとか終われて良かった」と汗をぬぐった。

 合同巡行を機に始まった花傘巡行もこの日あり、60周年を記念して例年参加の祇園甲部と宮川町に祇園東と先斗町が加わり、4花街の芸舞妓(げいまいこ)が花を添えた。【南陽子、日高沙妃】

毎日新聞

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