元特捜検事の不適切関係 政治家から批判「信頼が揺らいでいる」

2026/07/09 18:38 

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 元東京地検特捜部の男性検事(48)が捜査対象だった女性と不適切な関係を持った問題を巡り、法務省は9日の参院法務委員会で、「調査結果が出れば厳正に対処する」と平口洋法相に報告したことを明らかにした。議員からは不祥事が続く状況に法務・検察当局のガバナンスを危ぶむ声が相次いだ。

 最高検も9日、検察が検事を調査していることを認めた上で「慎重かつ適正に調査を遂げ、明らかとなった事実関係を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを発表した。

 関係者によると、検事は既婚者だが、容疑者として取り調べた女性と捜査の終了後から関係を持ったとされる。2024年7月には、事件関係者を事情聴取するために公費で用意した東京都内のホテルに女性を呼び寄せて一緒に宿泊したという。検事は自民党派閥裏金事件の主任検事も務めたが、女性は別の事件の容疑者だった。

 9日の法務委では、元大阪地検検事正の北川健太郎被告が元部下への準強制性交等罪に問われている中での問題の発覚に、自民党の鈴木宗男氏は「緊張感がない。法相が監督できるはずで気を引き締めてやっていただきたい」と批判した。立憲民主党の打越さく良氏も「検察の信頼が揺らいでいる」と述べた。

 法務省の佐藤淳刑事局長は問題となっている検事に限らず、多数の関係者への調査を進めて大臣に報告したとした。【後藤佳怜、五十嵐隆浩】

毎日新聞

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