九州で線状降水帯の発生相次ぐ 福岡・久留米では突風被害も

2026/07/02 20:13 

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 九州各地は梅雨前線などの影響で1日夜から2日にかけて大雨となり、2日未明から明け方に佐賀、長崎、福岡、大分、熊本の各県で線状降水帯の発生が相次いで発表された。福岡県久留米市で突風が発生し、農業用ビニールハウス約30棟が損壊するなどの被害が確認された。

 気象庁によると、長崎県西海市で2日午前0時20分までの1時間に84・5ミリの猛烈な雨を、熊本県南小国町で午前3時過ぎまでの1時間に73・5ミリの非常に激しい雨を観測した。

 突風は久留米市北野町で1日午後11時15分ごろ発生。市北野総合支所によると、ビニールハウス5棟が倒壊したり骨組みの鋼管が折れ曲がったりし、他に20棟以上でハウスを覆うビニールが吹き飛んだ。被害は上弓削(かみゆげ)地区の大刀洗川沿いに幅約400メートルにわたり確認された。けが人はなかった。

 福岡管区気象台は2日、現地調査をした。突風発生時は付近を活発な積乱雲が通過中で、突風の強さを風速40メートルと推定。竜巻の可能性はあるが、特定には至らなかった、としている。

 最も被害の大きかったハウスは、鋼管がぐにゃりと潰されるように倒壊。小松菜を栽培する所有者の男性(41)は「驚がくだ。復旧するにも(中東情勢で)ビニールなどの資材は高く、今後が見通せない」と肩を落とした。

 このほか、筑後川では、2日午前4時過ぎに熊本県小国町の観測地点で氾濫発生水位を超えたのを確認。県によると、町内で床上浸水の被害が1件あった。人的被害は確認されていない。【石田宗久】

毎日新聞

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