池田小事件から25年 「命の尊さ受け継ぐ」 児童ら祈りと誓い

2026/06/08 11:05 

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 2001年6月に大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で児童8人が殺害され、15人が重軽傷を負った乱入殺傷事件から25年となった8日、同小で追悼式典「祈りと誓いの集い」が開かれた。遺族や在校生、教職員らが犠牲者の冥福を祈り、学校の安全に対する決意を新たにした。

 事件は6月8日午前10時すぎに起きた。当時37歳の宅間守元死刑囚=04年に執行=が校内に乱入し、包丁で児童らを次々に襲った。1年生の男児1人と2年生の女児7人が死亡し、児童13人と教員2人が重軽傷を負った。

 式典では事件の発生時刻に亡くなった8人の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」の鐘が鳴らされ、参列者が黙とうをささげた。

 事件から25年が経過し、池田小では当時を知る教員がいなくなった。記憶と教訓をどのように継承していくかが課題となっている。

 荒川真一校長は「全ての教育に関わる人々が、学校安全の体制について改めて見つめ直していただきたい」と呼びかけた。

 児童代表の6年生3人は「日常の大切さ、命の尊さを私たちが受け継いでいく。多くの人と手を携え、25年前の事件を決して風化させない」と誓った。【二村祐士朗、国本ようこ】

毎日新聞

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