ろうそくの火消し忘れ、被告宅が全焼か 弁護士を懲戒処分 福岡

2026/05/29 22:32 

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 国選弁護人を務めていた勾留中の被告の自宅で、ろうそくの火を消し忘れて全焼させたとして、福岡県弁護士会は29日、同会に所属する末広清二弁護士(61)を業務停止2カ月の懲戒処分とした。

 弁護士会によると、末広弁護士は2021年8月、勾留中だった被告から自宅にある書籍や寝具を差し入れてほしいと依頼を受けた。末広弁護士は同月、被告宅を訪れ、室内が薄暗いことからその場にあったろうそくにライターで火を付けて書籍などを探したという。その後、火を消し忘れたまま被告宅を離れたことで火災が起き、一軒家が全焼した。

 末広弁護士は国選弁護人を解任され、失火罪で罰金刑の略式命令を受けた。一方、被告との示談交渉は成立しておらず、火災の損害賠償は支払われていないという。

 弁護士会は懲戒理由を「不注意の程度は著しく、家屋の全焼という重大な結果を生じさせた点は看過できない」として、「損害賠償が全くされておらず責任は重い」と説明した。【栗栖由喜】

毎日新聞

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