栃木強殺「指示役」夫婦、面識あった少年に実行役集めさせたか

2026/05/22 05:00 

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 栃木県上三川(かみのかわ)町で14日に起きた強盗殺人事件で、現場の指示役とされる夫婦が面識のあった相模原市の高校生の少年(16)に、他の実行役を集めさせたとみられることが捜査関係者への取材で判明した。21日で事件から1週間。県警下野署捜査本部は、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)の関与を視野に捜査。夫婦より上位の指示役がいるとみて指揮系統の解明を進める。

 夫婦は、いずれも無職の横浜市港北区小机町、竹前海斗(28)と美結(25)の両容疑者。捜査本部は21日、夫婦の自宅を強盗殺人容疑で家宅捜索した。押収品をもとに少年らとのやり取りや事件との関連を調べる。夫婦は「自分たちは関係ない」と供述し、容疑を否認しているという。

 捜査関係者によると、夫婦が相模原市の少年に実行役を集めるよう指示を出し、この少年が同学年の高校生3人を誘ったという。夫婦はバールや目出し帽、少年らの移動に使われた車を事前に準備したとみられる。事件当時は、現場とは別の場所から、リアルタイムで少年らと通話しながら指示を出していたとされる。【白川徹、藤田祐子】

毎日新聞

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