天皇ご一家が岩手・宮城訪問を取りやめ 両陛下に風邪症状で延期

2026/03/24 18:08 

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 宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが25、26日に予定していた岩手、宮城両県への訪問を取りやめられると発表した。両陛下に風邪の症状があるため日程を延期し、両県と再調整するという。

 東日本大震災から15年にあたり、ご一家は25日に岩手県、26日に宮城県を訪れ、震災の伝承施設などで供花し、被災者らと交流する予定だった。

 宮内庁によると、天皇陛下はせきを伴う風邪の症状があり、20日に執り行われた宮中祭祀(さいし)の「春季皇霊祭の儀」と「春季神殿祭の儀」は大事を取って欠席していた。皇后雅子さまも、せきの症状が強く、23日夜の侍医の診察では37度台の微熱があった。

 両陛下は23日に側近に相談。宮内庁が24日に延期を決め、黒田武一郎長官から両県知事に伝えた。宮内庁側からは、ご一家が延期を心から残念に思い、日を改めて両県を訪問したい意向を持っていると説明したという。陛下が体調不良を理由に地方訪問を取りやめるのは即位後初めて。4月6日からの福島県訪問は変更なく、ご一家で向かう。【柿崎誠】

毎日新聞

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