新名神の多重事故で6人死亡 高速道の追突事故、防ぐポイントは

2026/03/20 18:26 

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 三重県亀山市の新名神高速で20日未明、渋滞の車列に大型トラックが突っ込み、6人が死亡した。

 ちょっとした不注意が多大な被害を招く高速道路で追突事故を防ぐには、運転手に何が求められるのだろうか。

 首都高速のホームページによると、追突事故が起きる背景には、車間距離不足▽前方不注意▽脇見などの漫然運転――などの要因がある。

 特に事故が起きやすいのが、見通しの悪いカーブ区間やトンネルだという。

 トンネルの場合、外からは明暗の差でトンネル内が見通せず、入った直後も目が暗さに慣れるまで視界が悪くなり、事故につながりやすい。今回の事故も、トンネル内での渋滞中、車列の最後尾にトラックが突っ込んだとみられる。

 追突しない、されないためには、運転する側の意識が重要だ。

 名古屋高速は、追突しない運転の心がけとして、車間距離を十分に確保するほか、直前の車だけではなく、2台前の車や隣車線の動きに注意することを呼びかけている。

 追突されないためには、常に後方確認を怠らないことが基本だ。減速する際は、後続車に減速や停止の合図を送ることが大切になる。前方に渋滞を見つけた場合、すぐハザードランプを点滅させ、数回に分けて軽くブレーキを踏むことが合図として効果的だという。

 過去には、1979年7月に静岡市の東名高速・日本坂トンネルで、事故渋滞に後続車が突っ込み、7人が死亡し、車173台が燃える事故が発生。2022年11月には、神奈川県厚木市の東名高速で大型トラックが渋滞の車列に突っ込み、4人が死亡している。【大平明日香】

毎日新聞

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