高校時代の性被害巡る訴訟 被告の元教員が控訴 漫画家としても活動

2026/03/10 18:02 

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 札幌市の通信制高校在学中に性被害を受けて心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたなどとして20代女性が元教員の50代男性と学校法人を相手取り損害賠償を求めた訴訟で、男性は1100万円の支払いを命じた1審・札幌地裁判決(2月20日)を不服として札幌高裁に控訴した。6日付。女性側も4日に控訴している。

 1審判決は高校1年時から繰り返し性被害に遭ったとする女性の主張を認め、男性の不法行為と卒業後に診断されたPTSDとの因果関係を認めた。

 男性は漫画家としても活動し、2020年に女性への児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)で罰金30万円の略式命令を受け、小学館のマンガワンでの連載が中止となった。

 事態を把握していたマンガワン編集部が男性を別のペンネームで別の作品の原作者に起用していたことが判明し、小学館は今月、第三者委員会設置を発表した。【谷口拓未】

毎日新聞

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