「ラオスの帝王ラオジー」児童買春ブログ運営か 容疑の61歳逮捕

2026/01/29 18:29 

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 ラオスで幼い少女を性売買の対象にし、感想や場所、値段を詳細に記す。

 そんな人身取引をうかがわせる内容のブログがあり、このほど警察が運営者とみられる男性を逮捕した。

 容疑者は61歳の日本人。スマートフォンからは、少女の裸の画像が見つかった。5年間で17回、当地への渡航歴があったという。

 ◇「ラオスの帝王」名乗り

 ラオスでの児童買春を紹介するブログのサーバーを借りる際に虚偽の個人情報を使ったとして、警視庁少年育成課は29日、大阪府河内長野市自由ケ丘、アルバイト、紀田浩容疑者(61)を私電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕したと発表した。

 ブログには「ラオスの帝王ラオジー」を名乗って少女買春の様子や方法が克明に記されており、「日本人による人身売買では」として3年前に炎上していた。警視庁は紀田容疑者が筆者とみて、ラオスの捜査当局と連携して児童買春事件の実態解明を目指す。

 「ラオジー」はブログのほかX(ツイッター)やユーチューブでも、少女らの画像を加工せずに投稿。「店がやっとオープン。身体や声、仕草を見ても間違いなく12歳位だ」「昨日の子は何歳だったんだ」といった買春体験談のような記述も発信していた。

 ◇スマホに少女の画像

 警視庁は2023年2月ごろに匿名の通報を受けて捜査を開始。在ラオス日本大使館は25年6月、児童買春はラオスでも罪になり、日本の児童買春・児童ポルノ禁止法の処罰対処にもなると注意喚起した。

 一方、警視庁によると、紀田容疑者は18年1月~22年11月に計17回、ラオスに渡航していた。25年3月に押収したパソコンやスマートフォンからは、ブログで使われたとみられる複数の少女の裸の写真が見つかった。友人に送った「ワシはラオジー」とのメッセージも確認されたという。

 ◇容疑は否認「頼まれただけ」

 逮捕容疑は、22年10月2日、ブログ運営のために日本国内のレンタルサーバーを借りる際、虚偽の住所と無関係の電話番号で契約したとしている。容疑を否認し、「ラオスの居酒屋で知り合った男から頼まれて住所を貸しただけ」と供述しているという。

 「ラオジー」のブログには児童買春の詳細な場所や感想を記した別ブログの有料記事へのリンクがあった。22年10月~23年2月に開設され、記事は1本2000~3000円で販売。紀田容疑者の口座には、40人分の売り上げとして55万円が振り込まれていた。【菅健吾、菅野蘭】

毎日新聞

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