前橋市長、市職員男性と「10回以上ホテルに」 進退は保留

2025/09/24 20:52 

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 前橋市の小川晶市長(42)は24日、市職員の男性と2人で複数回にわたってホテルを訪れたとする週刊誌報道について臨時記者会見を開いた。ホテルを訪れた点は認め、目的は相談や打ち合わせと説明。「男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動で、深く反省している」と謝罪し、進退は「第三者と相談して考える」と保留した。

 週刊誌ウェブサイト「NEWSポストセブン」は、今年7月から9月にかけ、小川氏と、配偶者のいる市職員の男性が複数回にわたり、2人でホテルを訪れたと報じた。公用車で退庁し、別の車でホテルに向かった日もあったとしている。

 小川氏は臨時記者会見で「8月は身内が亡くなり、公務に参加できなかったり、メンタルが不安定だったりした時期で、相談に乗ってもらった」「ホテルに夕食を持ち込んで打ち合わせをしていた」などと説明。ホテルを訪れた回数は「細かい記録は残していない。10回以上はあった」とし、代金は私費で「私が払っている」と述べた。

 小川氏は弁護士や県議を経て、2024年2月の市長選で、自民、公明両党の推薦を受けた現職を破って初当選。市制施行以来、初の女性市長となった。【加藤栄、福田智沙】

毎日新聞

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