石破首相が慰霊碑に献花 安倍元首相銃撃から3年 奈良

2025/07/08 13:24 

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 安倍晋三元首相(当時67歳)が奈良市で参院選の応援演説中に銃撃され死亡した事件から、8日で3年を迎えた。石破茂首相はこの日午後、同市川上町の三笠霊苑にある安倍氏の慰霊碑「留魂碑(りゅうこんひ)」を訪れ、献花した。深く頭を下げ、約15秒間手を合わせた。

 留魂碑は自民党県連の有志をはじめ関係者らが2023年7月に設置。安倍氏が生前に好んだ「不動心」の文字が刻まれている。

 参拝後、記者団の取材に応じた石破首相は「どうか日本の国を見守ってほしいと伝えた」と語り、事件について「卑劣な犯行、主権者にとって大事な参院選の最中に暴力によってそれを妨げられた。何があっても許されない」と言及した。【山口起儀】

毎日新聞

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