「リフレッシュできた」 GW終盤 関西国際空港で帰国ラッシュ

2025/05/05 20:32 

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 大型連休を古里や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが5日に始まり、関西でも空の便や鉄道、高速道路が混雑した。

 関西国際空港は国際線での入国者が4万5800人とこの日が連休中で最多。国際線の到着ロビーは大きな荷物を持った利用者であふれた。グアムに家族4人で出かけた岡山県総社市の会社員、中原崇宏さん(33)は「海が奇麗だった。4歳と2歳の子どもは楽しそうに遊んでいて、いい思い出を作ったと思う」と話した。

 円安や物価高などの影響で海外旅行の費用が高くなる中、マレーシアを旅行した大阪府豊中市の会社員、多田裕梨さん(24)は格安航空会社を利用して旅費を抑えた。「異文化を知ることができたし、食べ物もおいしかった。リフレッシュしたので、7日から仕事を頑張ります」と笑顔を見せた。

 JR東海によると、東海道新幹線は5日、新大阪駅を出発する東京行きの上りの「のぞみ」がほぼ満席だった。6日がピークとなる見込み。高速道路も5日午後5時半現在、名神高速下り線の栗東IC(インターチェンジ)付近で約24キロ、明石海峡大橋を通る神戸淡路鳴門道の上り線で約23キロの渋滞が発生した。【中村宰和、長岡健太郎】

毎日新聞

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