「沼津港遊覧クルーズ」が約9カ月ぶりの運航再開 響く汽笛、来訪者や周辺商店「待ち望んでいた…

2026/07/29 08:55 

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 昨年10月に沼津市の沼津港で遊覧船が岸壁に衝突した事故を受け、約9カ月間運休していた千鳥観光汽船(同市)の「沼津港遊覧クルーズ」が18日、運航を再開した。港町の観光資源の復活に、来訪者や周辺商店から歓迎の声が上がった。
 3連休初日の午前10時、沼津港に遊覧船の汽笛が久々に響いた。第1便の乗客24人を乗せた「第1伊豆丸」(13トン)の出港をスタッフが手を振って見送った。乗客は海風に当たりながら約30分間の駿河湾のクルージングを楽しんだ。
 親子で乗船した相模原市の公務員荒木真人さん(38)は「船内にスタッフが多く配置されていて、救命胴衣の説明などもあり不安を感じずに楽しめた」と語った。港内の土産店の女性店長(54)は「運航停止中は『休みなの?』と残念がるお客さまもいた。遊覧後に買い物を楽しむ流れができていたので、再開を待ち望んでいた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 昨年の衝突事故では乗客ら19人がけがを負った。国土交通省中部運輸局から輸送の安全確保に関する命令を受け、同社は経営層が現場の状況を迅速に把握できる体制を構築するなど再発防止の対策を進めてきた。
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