リニア工事に前静岡県知事の川勝氏「南アルプスに一利なし」「地球倫理に反する蛮行」 反対訴え…

2026/07/18 09:54 

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 リニア中央新幹線南アルプストンネル工事の反対を訴える「南アルプスを未来につなげる緊急集会」(南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク主催)が11日、静岡市葵区で開かれた。「トンネル工事は南アルプスに百害あって一利なし」「南アルプスにトンネルを掘ることは、グローバルな現代の地球倫理にも反する蛮行」などとする川勝平太前知事が寄せた手紙を紹介した。
 川勝氏は、リニア事業の経緯や南アルプスの重要性などを強調。「工事は遅れに遅れ、総工費は年を追うごとに膨れ上がっている」「JR東海は静岡県をルート上に入れた過ちをいさぎよく認める勇気を発揮されたい」などと、リニアの全体計画の見直しを主張した。
 リニア工事は今後、不測の事態が生じる可能性を指摘し「その際、真実を隠さず、万機公論に徹し、互いに胸襟を開けば、困難は必ず乗り越えられる」などとも訴えた。
 手紙は、同ネットワークの松谷清共同代表らが集会に合わせて川勝氏に要請した。A4判用紙4枚分にしたためられた。司会者が約17分にわたって代読し、来場者約100人に紹介した。
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