存続へ正念場…駿河湾フェリー「小学生以下は無料」に 中学生以上は値上げ、ファミリー層の利用…

2026/03/10 09:25 

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 一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーが清水港と土肥港を結ぶフェリーの運賃体系見直しを検討していることが3日、関係者への取材で分かった。現行千円としている小学生運賃を4月から無料にする一方、中学生以上の運賃を2千円から3千円に、車両乗船料(運転者1人含む)を4千円から5千円に値上げする。新たにペット運賃千円の徴収も始める。
 フェリーの運営を巡っては、静岡県が今秋をめどに収支均衡が見込めなければ存廃の経営判断を下す方針を示している。法人は運賃を見直すことにより、ファミリー層の利用を促進して収支改善を図りたい考えだ。関係者によると、運賃が改定されれば2023年度以来。
 フェリーは昨年1月に設備の損傷で運休して以降、度重なるトラブルで運航再開と運休を繰り返し、25年度の輸送人員は26年1月末時点で前年同月比の4割にとどまっている。新型コロナウイルス禍で減少した団体バス利用はコロナ収束後も戻らず、昨年11月に中国政府が国民に日本渡航自粛を呼びかけたことなども追い打ちとなり、回復が遅れている。
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