登呂遺跡の赤米、日本酒に 静岡大×島田・大村屋酒造場 初の試作品完成
静岡大の「発酵とサステナブルな地域社会研究所」が、島田市の大村屋酒造場と協力し、登呂遺跡で栽培した赤米を使った日本酒の開発を進めている。21日に初の試作品が完成し、関係者が出来具合を確認した。同研究所の大原志麻所長は「いずれは静岡大や登呂遺跡の名産品にしたい」と意気込む。
出来上がった日本酒は、赤米の色素が溶け込みほのかにオレンジがかった色合いになった。同酒造場によると、甘みや酸味が少し強めに出ているという。米に含まれる赤色の色素「タンニン」が酒の色へ十分に反映されないなど課題も見つかった。同酒造場の担当者は「タンニンが増えると、渋みや苦みも増す。色と味をうまく両立する方法を見つけたい」と話した。
赤米は同大が毎年登呂遺跡の田んぼで栽培する「南種子赤米」という種類を使った。赤米の新たな活用を模索する一環として、同研究所が外部研究員の大村屋酒造場に試験醸造を依頼した。
今後は遺跡内の落ち葉から採取した酵母の使用や、赤米の供給量増加を通じて、より登呂遺跡らしさや味わいに磨きをかけて商品化を目指すという。
出来上がった日本酒は、赤米の色素が溶け込みほのかにオレンジがかった色合いになった。同酒造場によると、甘みや酸味が少し強めに出ているという。米に含まれる赤色の色素「タンニン」が酒の色へ十分に反映されないなど課題も見つかった。同酒造場の担当者は「タンニンが増えると、渋みや苦みも増す。色と味をうまく両立する方法を見つけたい」と話した。
赤米は同大が毎年登呂遺跡の田んぼで栽培する「南種子赤米」という種類を使った。赤米の新たな活用を模索する一環として、同研究所が外部研究員の大村屋酒造場に試験醸造を依頼した。
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