「何とか打開したい」 自民党国際局が有識者招き中国勉強会
日中関係が冷え込む中、自民党国際局は7日、中国情勢に関する勉強会を始めた。中国に詳しい有識者を招き、4回開催する予定。見識を深め、日中関係の深化につなげる狙い。
◇「先生方のネットワークを…」
党所属議員約80人が参加し、小泉龍司・国際局長代理が「中国に関する情報は待っていてもなかなか入ってこない。この機会に講師の先生方の情報量、ネットワークをお借りする気持ちで話を伺いたい」とあいさつした。
その後、国分良成・慶応大名誉教授が講演し、中国共産党内の力関係や近年の米中関係などについて解説した。2008年の日中共同声明に明記された「戦略的互恵関係」については、日中関係が世界に持つ意味を示した言葉だと指摘。その上で「今は戦略なき相互不信の時代になっているが、中国はまだ戦略的互恵関係を否定しておらず、(日中が)最後に戻るべきところとして残っている」と語った。
◇台湾有事答弁で関係悪化
日中関係は昨年11月の高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁をきっかけに急速に悪化。中国はレアアース(希土類)の輸出規制などで圧力を強めてきた。自民ベテランは「悪化した日中関係をそのまま放っておいてもどうにもならない。何とか打開につなげたい」と話した。【野間口陽】
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