高市首相、バリアフリー否定意図「全くない」 X投稿巡り陳謝

2026/03/18 21:09 

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 高市早苗首相は18日の参院予算委員会で、首相公邸への転居後にバリアフリーに関する私見をX(ツイッター)に投稿した真意についてれいわ新選組の木村英子氏に問われ、「大変傷つけたとしたら申し訳ない。バリアフリー化の必要性を否定する意図は全くございません」と陳謝した。木村氏は車椅子で議員活動をしている。

 首相は1月9日、夫である自民党元衆院議員の山本拓氏が転居後に落ち込んでいると投稿。「僕のせいで、多額の公金が使われたのか」とする夫の発言を紹介し、「仮に貴重な税金を使って改修工事をする必要があるのであれば、私達は公邸に引っ越しませんでした」とつづった。

 これに対し、木村氏は「バリアフリー改修や介護が必要な人たちに税金を使うことは『社会に迷惑をかける』という認識なのか」と質問した。首相は、公邸は転居前の内覧時点で「既にバリアフリー対応はおおむねされていた」と説明。転居のために改修されたなどとの誤報があったため、誤解を避ける目的で発信したと釈明した。

 そのうえで、障害者のためのバリアフリー化を否定する意図はなかったとし、「障害の有無によって分け隔てなく共生する社会の実現は重要だ」と強調した。生活保護を巡っても「必要な方は堂々と、せっかくある制度ですから、お使いいただくっていうのが大切なことだと考えている」と述べた。【東久保逸夫】

毎日新聞

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