大阪都構想 吉村知事が法定協規約案を9日提出へ 市議会は見送り

2026/03/06 21:42 

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 大阪府の吉村洋文知事(大阪維新の会代表)は6日、「大阪都構想」の制度案を議論する法定協議会の設置規約案を9日の府議会に提出すると明らかにした。一方、大阪市の横山英幸市長(同代表代行)は維新市議団の理解を得られていないとして、6日の市議会提出を見送った。引き続き3月中の提出を目指す。

 当初は6日に市議会、9日に府議会にそれぞれ設置規約案を提出した上で、来週、両議会で始まる常任委員会で並行して質疑を行う想定だった。しかし、市議会の過半数を占める市議団は、議席を得た前回の統一地方選で都構想を公約に掲げなかったことを理由に、早期の法定協設置に反発。吉村、横山両氏との溝は埋まっていない。

 吉村氏は6日、報道陣に「(府・市両議会に)同時に提出したかったが、現時点で市議会の理解を得られていない」として、「一歩でも二歩でも前に進めるべきだと判断した。(府議会での議論先行が)市議会のプレッシャーになることはない」と述べた。

 横山氏は「できるだけ早くという思いはあるが、一方で丁寧に意見を重ねながらという思いもあり、本日時点での上程は見送った。議会はまだ続くので、引き続き、3月議会も含めて考えていきたい」と話した。【面川美栄、長沼辰哉、高良駿輔】

毎日新聞

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