<1分で解説>前国家公安委員長の政党支部、パチンコ会社から献金

2025/11/28 15:53 

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 自民党の坂井学・前国家公安委員長(衆院神奈川5区)が代表を務める政党支部が、2022~24年にパチンコ店を運営する2社から計120万円の寄付を受けていたことが政治資金収支報告書から分かりました。さらに、登記上は存在しない「幽霊会社」からも96万円の寄付を受けていた記載もありました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「坂井学・前国家公安委員長の寄付金問題」を解説します。

Q 坂井学・前国家公安委員長が代表の政党支部がパチンコ会社から寄付を受けていたって聞いたよ。どういうことなの?

A 横浜市戸塚区にあるパチンコ会社から毎月3万円、合計108万円の寄付を受けていました。また、同じ区内の別のパチンコ会社からも、24年9~12月に月3万円ずつ、合計12万円を受け取っていました。

Q 坂井さんはいつ国家公安委員長だったの?

A 坂井氏は2024年10月から国家公安委員長を務めていました。そのため、委員長在任中にもパチンコ会社から寄付を受けていたことになります。

Q 国家公安委員会ってなんだっけ。

A 国家公安委員会は、風営法の規制を受けるパチンコ業界などを所管する組織です。

Q 幽霊会社からも寄付があったの?

A 戸塚区の有限会社からも22年1月~24年8月に毎月3万円ずつ、合計96万円の寄付を受けていましたが、この会社は00年2月に解散し、登記も閉鎖されています。

Q 寄付をした会社の社長はなんて言っているの?

A 108万円を献金したパチンコ会社の社長は「地元議員で商店街や自治会でお世話になっていて、長年行ってきた」と説明し、パチンコ業界としての要望は「ない。(坂井氏の)運動の妨げになる」と否定しています。

Q こういう寄付は問題にならないの?

A 専門家は「政治倫理上、所管企業からの献金は問題がある」と指摘しています。大臣規範でも「国民の疑惑を招くような行為をしてはならない」と決められています。

毎日新聞

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