地域政党「再生の道」の石丸伸二・前広島県安芸高田市長が、東京都内で記者会見を開き、９月１６日付で代表を退任すると発表しました。１分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「石丸伸二さん『再生の道』代表退任」について解説します。

Ｑ　石丸伸二さんはどんな人なんだっけ。

Ａ　石丸さんは、前広島県安芸高田市長で、地域政党「再生の道」の代表を務めてきました。

Ｑ　なぜ代表をやめるの。

Ａ　石丸さんは、１月の政党設立前から代表交代を予定していたとし「党を属人的なものにしないため」と説明しました。

Ｑ　選挙で負けたよね。

Ａ　再生の道は６月の都議選で４２人、７月の参院選で１０人を擁立し、全員が落選しました。石丸さんは「選挙の責任を取る、取らないの話ではない」と説明し、引責辞任ではないとしています。

Ｑ　新しい代表はどうやって決まるの？

Ａ　都議選か参院選の候補のうち、今後も再生の道で活動を続けるメンバー約４０人から立候補者を募り、メンバーの投票で決めます。９月１４、１５日に代表選考会と投票があります。

Ｑ　石丸さんは新しい代表にならないの？

Ａ　石丸さんは新代表の選考に立候補せず、退任後は運営にも関わりません。

Ｑ　石丸さんはこれから何をするのかな。

Ａ　「これからも何らかの形で政治活動を進めていく」と話しました。１１月投開票の広島県知事選への立候補は「選択肢の一つ」、次期都知事選については「有力な選択肢の一つ」と述べました。