石破首相「きわめて重要な合意」 日米関税交渉、相互関税15%に

2025/07/23 10:59 

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 石破茂首相は23日、首相官邸で記者団の取材に応じ、米トランプ政権との関税交渉について合意に至ったと表明した。日本に対する「相互関税」を15%とする一方、自動車への関税を25%から15%に引き下げる内容。石破首相は15%の相互関税について「対米黒字を抱える国で最も低い数字になる。きわめて重要な合意だ」と述べた。

 農産品についてはミニマムアクセス(最低輸入量)の枠内でコメの輸入割合を増やしていくことで合意したと説明。「農業を犠牲にする内容は一切含まれていない」と強調した。

 自動車関税については「世界に先駆け、数量制限のない自動車、自動車部品関税の引き下げを実現をすることができた」と述べた。【内田帆ノ佳】 

毎日新聞

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