国民民主・玉木代表、「科学軽視」と相次ぐ批判にXの投稿で謝罪

2025/06/06 14:32 

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 国民民主党の玉木雄一郎代表が6日、X(ツイッター)に「国民民主党が科学を軽視しているのではないかとのご指摘を医療従事者の皆様から多くいただいている」と投稿し、「不安な思いを抱かせてしまっていることに対し、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。

 国民民主を巡っては、新型コロナウイルスワクチンの不要論を発信してきた元格闘家の須藤元気氏(47)を擁立すると発表し、「なぜ擁立したのかきちんと説明してほしい」などの指摘が相次いでいた。

 玉木代表は投稿で「国民民主党は科学的根拠に基づく政策を大切にしています」と強調した。

 さらに「医療従事者の皆様の専門性と献身を深く尊重し、安心して働ける環境と、国民が信頼できる医療提供体制の構築」を目指すと述べた。一方、須藤氏らの発言や擁立については言及しなかった。

 須藤氏は過去に「ワクチンが始まってから死者激増」「もういい加減ワクチン接種を進め続ける理由はない」などと投稿し、医師らから批判を受けていた。

 須藤氏は5月28日、毎日新聞の取材に「僕は『反ワク』ではない」とした上で、「ちょっと言葉が足りなかったかもしれません」「しっかり学んで発信します」などと述べていた。【茶谷亮】

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