カナダ・アルバータ州「独立」否決へ カーニー氏は連帯呼びかけ

2026/10/20 16:54 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 カナダ西部アルバータ州で19日、州独立を巡る投票の是非などを問う住民投票が実施され、反対票が過半数に達する見通しとなった。カナダ放送協会(CBC)が報じた。

 アルバータ州は人口約500万人。石油資源が豊富だが、一部の住民は政府が環境保護を重視し、石油の輸出が思い通りにいかないことや、税収が多いアルバータ州から他州に資金が分配され、住民に還元されていないことに不満を持っていた。

 「独立派」は2~3割とされるが、独立ではなく州の自治拡大を求める住民も、政府との「取引材料」として住民投票に賛成するとみられていた。

 カナダはトランプ米政権との「貿易戦争」の最中で、アルバータ州で育ったカーニー首相は国内の連帯を強く呼びかけていた。

 住民投票は、スミス州首相の公約である移民制限策や、州独立を目指す住民投票の実施など10項目に対し、住民がそれぞれ賛否を投票する形で実施された。

 カナダでは、東部ケベック州で今月5日、州議会選で州の「分離」を目指すケベック党が第1党になった。ケベック党は分離の是非を問う住民投票の実施を公約に掲げていた。【ニューヨーク三木幸治】

毎日新聞

国際

国際一覧>

注目の情報