フーシ派のミサイル、イエメン南部の空港に着弾 サウジにも攻撃か

2026/10/07 17:54 

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 内戦が激化するイエメンの暫定政権は7日、南部のアデン国際空港の滑走路付近に親イラン武装組織フーシ派からのミサイルが着弾したと発表した。サウジアラビアが支援する暫定政権とフーシ派の戦闘は周辺国を巻き込み、複数の戦線で激化している模様だ。

 アデン国際空港へのミサイル着弾で、エジプト発の航空便が直前に着陸を中止し、サウジ西部のジッダに目的地を変更した。また、サウジの首都リヤド北方や南西部のハミス・ムシャイトにもフーシ派のミサイル攻撃があり、迎撃したという。フーシ派は声明で、リヤドや南西部アブハの国際空港などを攻撃したと主張した。

 一方、暫定政権は6日、激しい攻防が続く南部の要衝タイズで、フーシ派の兵力に「甚大な損失」を与えていると明らかにした。中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」が報じた。タイズ南部のフーシ派車両や拠点を標的に空爆を行ったという。

 暫定政権は今月に入って大規模な攻勢を仕掛け、紅海と外洋をつなぐ要衝バベルマンデブ海峡付近の重要拠点を奪還したと発表している。ただ、フーシ派は政府軍による海峡方面への進軍を阻止したと主張しており、戦況は不透明な部分も多い。

 原油輸送の要衝ホルムズ海峡周辺でも、船舶に対する攻撃が続いている。

 ロイター通信によると、インド外務省は6日、海峡を航行中のパナマ船籍の石油タンカーに正体不明の発射体が命中し、インド人乗組員ら12人が負傷したと発表した。オマーン当局の支援で乗組員は既に避難し、治療を受けているという。【カイロ古川幸奈】

毎日新聞

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