夢は「拘束中に頭で描いたアニメ発表」ハマス元人質が念願の来日

2026/10/05 15:54 

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 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに2年間拘束されたイスラエル人のガイ・ギルボア・ダラールさん(25)が念願の初来日を果たした。東京都内で5日記者会見を開き、「最大の夢の一つがかなった」と喜んだ。

 日本のアニメを見て日本に憧れたガイさんは、2024年春に訪日する計画を立てていた。

 しかし、23年10月7日、友人3人と共に参加したイスラエル南部の音楽フェスティバルでハマスの襲撃に遭い、拘束された。

 ガイさんの家族が25年夏、ガイさんら人質の窮状を訴えるために来日したことで、ガイさんと日本の関わりが繰り返し報道された。

 イスラエルとハマスの停戦が発効した3日後の25年10月13日、ガイさんは解放された。

 その後、十分な食事を与えられずに衰弱したり、性的暴行を受けたりした経験を明かしている。

 ◇拘束中に頭の中で描いたのは…

 家族や友人と4日に来日し、関西や北海道を訪れる予定。5日の会見では「最もつらい時期、頭の中でアニメを描いて現実逃避した」と振り返った。

 そのアニメは登場人物が残酷な世界の中でトラウマを乗り越える「とても暗い物語」だという。

 このアニメを作品として発表することが「夢の一つだ」と打ち明けつつ、「今最も望むのは日常の生活に戻ったと感じられること」と語った。【片野裕之】

毎日新聞

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