トランプ米政権が近く「新関税」と示唆 日本は最大12・5%か

2026/07/22 10:33 

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 米通商代表部(USTR)のグリア代表は21日、日本や中国、欧州連合(EU)など数十カ国・地域に対する新たな関税措置を近く実施する見通しであると示唆した。全世界対象の一律10%の関税は24日に失効する見込みで、新関税への移行によって主要な関税政策の枠組みを維持する狙い。日本からの輸入品には12・5%を課す可能性がある。

 グリア氏は21日の米CNBCのインタビューで新関税の動向について問われると「間もなく何らかの措置が講じられる」と述べた。具体的な時期は言及しなかったが、米ブルームバーグ通信は同日、トランプ大統領が24日までに新関税を課す構えだと伝えた。

 新関税は通商法301条に基づく措置。強制労働によって生産された製品への対策が不十分との名目で発動される。USTRは3~6月に計60カ国・地域の対応状況を調査し、日本を含む全ての国・地域で関連製品の輸入禁止措置が十分ではないと結論づけた。EUやメキシコ、台湾などに10%、日本や中国、インドなどには12・5%の関税を課すことを提案した。

 一連の手続きを踏まえ、トランプ氏が各国・地域への関税率を決定する。

 全世界対象の10%の関税は2月、米連邦最高裁の違法判決で無効となった「相互関税」の代替措置として導入された。通商法122条を根拠としており、条文では「大規模かつ深刻な」国際収支の赤字などへの対処として、大統領の裁量で最長150日間限定で最大15%の関税を課す権限が規定されている。

 10%の関税は、米東部時間7月24日午前0時1分(日本時間24日午後1時1分)に失効する見込みだ。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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