非常口付近にテーブル、避難妨げたか バンコクの28人死亡火災

2026/07/13 14:18 

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 タイの首都バンコクのビアホールで12日深夜、大規模な火災が発生し、少なくとも28人が死亡、71人が負傷した。うち25人は重体。犠牲者の多くは店内奥のトイレや非常口付近で見つかり、煙を吸って死亡したとみられる。

 現場はバンコク北部チャトゥチャックの繁華街。ステージ付近から出火して天井の発泡材などに燃え移り、激しい炎と煙が店内に広がった。出演していたバンドのメンバーは地元メディアに対し、照明が消えた後、大きな爆発音とともに炎が上がったと証言した。店側によると、当時は200人を超す客がいた。

 現場を訪れたアヌティン首相は、多くの客が煙を避けて店の奥へ逃げたが、トイレ付近で行き場を失ったと説明した。バンコク都のチャチャート知事は、非常口の前に置かれたテーブルなどが避難を妨げた可能性があると指摘した。

 バンコク都は、天井の空調設備の電気系統がショートし、出火した可能性を挙げている。警察は、非常口の管理や防音改装に使われた可燃性素材に問題がなかったかなどを調べている。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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