G7サミット、米イラン合意直後の開幕へ AIや重要鉱物も議論

2026/06/15 18:50 

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 主要7カ国首脳会議(G7サミット)が15日、フランス東部エビアンで開幕する。米国とイラン両政府が15日までに戦闘終結に向けた覚書に合意したとそれぞれ発表した直後の開催となり、世界経済の混乱を招いた中東情勢の今後の対応策を探る。

 重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化や人工知能(AI)のあり方などについても議論される予定で、米国と欧州の結束が揺らぐなか、G7としての一致点をどれだけ示せるかが焦点だ。閉幕は17日。

 多国間協調を顧みないトランプ米大統領の2期目就任以降、G7の足並みは乱れてきた。サミットでは包括的な首脳宣言のとりまとめは見送られる方向だ。首脳宣言を発表できなければ、昨年にカナダであったサミットに続いて2年連続となる。

 議長国フランスのマクロン大統領は個別の課題ごとに成果文書を発表したい考えだ。パートナー国として、ブラジル、インド、ケニア、韓国、エジプトが招かれている。

 初日の15日は国際情勢全般について討議する。高市早苗首相は中国が覇権的な動きを常態化させるインド太平洋地域の問題などを取り上げるとみられる。2日目の16日はウクライナのゼレンスキー大統領を招き、今後の支援やロシアとの和平協議のあり方について協議する。イラン情勢についてのセッションもある。

 最終日の17日はフランスが力を入れる「世界経済の不均衡是正」について意見を交わす。このテーマでは、フランスが11日に中国を招いてG7メンバー国などとのオンライン会議を開いた。17日には米アンソロピックなどのハイテク企業らとAI技術の安全や規制のあり方などについても意見が交わされる。【トノン(フランス東部エビアン近郊)鈴木一生、成澤隼人】

毎日新聞

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