オランダはどんな国? 人気のミッフィー、子ども幸福度世界1位
日本はオランダからさまざまな学問や文化を吸収してきた。欧州の中で最も付き合いが長い。現代のオランダは、世界で初めて安楽死や同性婚を認めるなど「自由と寛容」の精神を大切にし、多様な思想や生き方を受け入れる国でもある。
日本との関係は商船「リーフデ号」が大分県に漂着した1600年が始まりで、400年以上の交流がある。乗員だったヤン・ヨーステンは徳川家康に重用された。ヤンの和名「耶楊子」は東京駅周辺の地名「八重洲」の由来とされる。江戸時代の鎖国政策の下でも長崎・出島を通じてつながっていた。
17世紀前半には海洋覇権を握り、世界の海に君臨。アジアとの香辛料の貿易などで経済的に発展した。「近代国際法の父」と呼ばれるグロティウスはオランダの法学者で、国際司法裁判所はオランダ・ハーグに置かれている。ゴッホやフェルメールなど著名な芸術家も生まれた。
日本では風車とチューリップのイメージが強い。オランダ人絵本作家のディック・ブルーナが生んだウサギのキャラクター「ミッフィー」は日本でも人気がある。
面積は九州とほぼ同じ。人口は約1800万人で東京都の1・3倍ほどだ。スポーツが好きな国民性で、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックではメダル獲得数が世界3位だった。
国連児童基金(ユニセフ)が調査した国別の「子どもの幸福度」では1位となった(2025年)。平均身長は世界トップ水準。01年に生まれた男性の19歳時点の平均は182・9センチ、女性169・3センチだった。【山田奈緒】
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