ビル・ゲイツ氏、米富豪と「会うべきではなかった」議会で証言

2026/06/11 09:40 

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 米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏は10日、少女らへの性的虐待罪などで起訴されて2019年に死亡した米富豪エプスタイン氏との関係について、下院監視・政府改革委員会で証言した。米メディアによると、ゲイツ氏は「エプスタイン氏による犯罪の深刻さを十分理解していなかった」としたうえで「そもそも会うべきではなかった」と述べた一方、犯罪行為への関与は否定した。

 証言は非公開で実施された。同委員会はエプスタイン氏を巡る問題の真相解明に向け、ラトニック商務長官やクリントン元大統領夫妻ら関与が疑われる多くの人物への聞き取りを進めてきた。ゲイツ氏の証言内容は後日公開される見込みだ。

 報道によると、ゲイツ氏は11年にエプスタイン氏を紹介されて初めて面会した。巨額の資金調達に向けた基金の設立について話し合うため14年まで数回会ったが、設立には至らず関係は途絶えた。

 エプスタイン氏は多数の少女や若い女性に対する性的暴行容疑で告発され、08年に少女を売春目的で勧誘した罪を認めていた。ゲイツ氏は「過去に法的な問題を抱えていたと認識していたが、彼が犯した罪の深刻さを十分理解していなかった」と説明。どういった人物か精査せずに交流したことは「重大な判断ミス」だったとの認識を示した。ただ、犯罪行為を目撃したり、自身が関与したりしたことはないと述べた。

 エプスタイン氏を巡っては、米司法省が今年1月末に300万ページ超の関連資料を公開したことで新たな疑惑が続々と浮上した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ゲイツ氏は翌2月、エプスタイン氏と交流があった事実などを認め、自身の慈善団体の職員に対し謝罪した。【ワシントン浅川大樹】

毎日新聞

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