イスラエル、ガザのハマス最高幹部を狙い空爆 和平協議に影響か

2026/05/16 05:03 

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 イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスの軍事部門最高幹部、イズ・ハダド氏を標的に北部ガザ市で空爆をした。ロイター通信が報じた。ガザ地区では昨年10月の停戦後も軍の散発的な攻撃が続いている。最高幹部を狙った攻撃にハマスが反発するのは必至で、ハマスの武装解除など和平協議に影響が出る可能性がある。

 ハダド氏の安否は不明だが、ロイターによると、空爆で少なくとも7人が死亡、50人以上が負傷した。

 イスラエルのネタニヤフ首相とカッツ国防相は共同声明で、軍にハダド氏の殺害を命じたと明らかにした。ハダド氏は2023年10月の越境攻撃の「首謀者の一人」だと指摘し、米国主導の和平計画の武装解除を拒否した人物だと主張した。

 ハダド氏は、昨年5月に当時の幹部、ムハンマド・シンワル氏が殺害された後、最高幹部に就任したとみられる。

 ガザの和平計画を巡っては、ガザの暫定統治機関「平和評議会」がハマスに武装解除を迫っているが、停戦後の度重なるイスラエルの攻撃にハマスは反発しており、協議が停滞する要因となっている。【エルサレム松岡大地】

毎日新聞

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