韓国、原油3カ月分を調達 ホルムズ海峡は通らず輸送見込む

2026/04/16 01:05 

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 韓国の李在明(イジェミョン)大統領の特使として中東など4カ国を歴訪した姜勲植(カンフンシク)大統領秘書室長が15日、ソウルで記者会見を開いた。今年末までに、サウジアラビアやオマーンなど3カ国から原油計2億7300万バレルに加え、石油由来のナフサを最大で210万トンの調達を取り付けたと明らかにした。

 今回確保した量は、平時の消費基準で原油が3カ月分以上、ナフサは約1カ月分に相当する。ホルムズ海峡は通らずに安定的な輸送を見込めるという。

 李政権は、政府備蓄の原油を放出せずに5月まで乗り切れるとの見通しを示しているが、中東情勢の悪化でエネルギー危機が深刻化する中で、国民の一部には不安が募っている。今回の成果によって、国民の不安を払拭(ふっしょく)したい考えだ。

 姜氏はカタールでは、契約済みの液化天然ガス(LNG)の輸入について、ホルムズ海峡が開放され次第、履行されるよう要請。カタール側は「韓国との約束は必ず守る」と応じた。【ソウル福岡静哉】

毎日新聞

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