ガザ・エジプト間の検問所が再開 物資や人の往来は厳しく制限

2026/02/01 18:41 

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 パレスチナ自治区ガザ地区とエジプトの境界にあるラファ検問所が1日、約1年9カ月ぶりに再開した。イスラエルメディアが報じた。ただ、1日は通関システムのチェックを行うだけで、人の往来はない見込みだという。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」などによると、ガザに入れるのは、2023年10月の戦闘開始以降にガザを離れた住民のみ。エジプト側も重病人や重傷患者と付添人の入国しか認めないという。

 世界保健機関(WHO)によると、ガザでは1万8500人以上が海外での治療を必要としている。だが、イスラエル側は1日あたり150人程度の行き来しか許可しないと報じられている。援助物資の搬入についても認めない方針で、人道危機の劇的な改善にはつながらない見通しだ。

 ラファ検問所は24年5月にイスラエル軍が制圧して以降、閉鎖が続いていた。停戦合意ではラファ検問所の再開が盛り込まれていたが、イスラエルは1月26日に最後の人質の遺体が引き渡されるまで、再開を拒否していた。【カイロ金子淳】

毎日新聞

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