<1分で解説>トランプ氏、ウクライナへのトマホーク供与に慎重姿勢

2025/10/19 16:33 

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 アメリカのトランプ大統領が17日、ロシアの侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談しました。トランプ氏は、アメリカの巡航ミサイル「トマホーク」をウクライナに渡すことについて慎重な考えを示し、「米国も必要だ」と発言しました。会談後には、ロシアとウクライナに「現状の境界線」での停戦を呼びかけました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ氏がトマホーク供与に慎重姿勢」を解説します。

Q トランプ大統領とゼレンスキー大統領は会談で何を話し合ったの?

A 2人はホワイトハウスで会談し、主にアメリカの「トマホーク」をウクライナに渡すかどうかについて話し合いました。

Q トマホークって?

A アメリカが持っている巡航ミサイルの名前で、遠くの目標を正確に攻撃できる強力な兵器です。

Q ゼレンスキー大統領はトマホークがほしかったの?

A ロシアの侵攻に対抗するためにトマホークの供与を強く求めました。

Q トランプ大統領はどう答えたの?

A 「トマホークは非常に強力だが、とても危険な兵器でもある。多くの悪いことが起きる可能性がある」と述べ、供与に慎重な姿勢を示し、現時点ではトマホークをウクライナに渡さない意向を伝えました。

Q ロシアのプーチン大統領はどう思っているの?

A プーチン大統領は16日の電話協議でトランプ大統領に「両国関係に重大な損害を与える」として、トマホークをウクライナに渡さないよう強く求めていました。

Q ゼレンスキー大統領との会談のあと、トランプ大統領は何か言ったの?

A トランプ大統領は自身のソーシャルメディアで「私は、プーチン氏に強く促したのと同様に、ゼレンスキー氏に対しても殺りくをやめ、ディール(合意)を結ぶ時だと伝えた」と説明しました。

毎日新聞

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