「すべては米国と占領政府の責任」 ハマス、米軍のイラン攻撃を非難

2025/06/22 13:21 

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 イスラエル軍との戦闘を続けているパレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスは22日、米軍がイランの核施設を攻撃したことを受け、「イランの領土と主権に対する侵略であり、世界平和に対する直接的な脅威だ」と非難する声明を出した。

 声明では「ジャングルのおきてに基づき、力によって覇権を押しつける政策の一例だ。どのような反動があっても、すべては米国と占領政府(イスラエル)に全面的に責任がある」と指摘した。

 イランはこれまで、ハマスを含む中東の親イラン武装組織に支援を続けてきた。米軍の攻撃を機に、イスラエルの親イラン武装組織がイスラエルや米軍基地などへ攻撃を激化させる恐れが指摘されている。【カイロ金子淳】

毎日新聞

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