マクドナルドに“大学”があるって知ってた?『ハンバーガー大学』に潜入。人を育てる「ピープル…

2026/10/16 17:30 

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「ハンバーガー大学」の公式エンブレム。正式名称は「フライシールド」と呼ばれている (C)ORICON NewS inc.

 日頃、さまざまな形で私たちの生活に身近な存在となっているマクドナルド。そんなマクドナルドに「大学」があることをご存じだろうか。その名も「ハンバーガー大学」。とはいえ、ハンバーガーの作り方を教える場所ではない。ここは、マクドナルドが大切にする「人を育てる」という考え方を実践する教育機関となっている。

【動画】ハンバーガー大学のカリキュラムをオリコンニュース取材班が実体験

 マクドナルドが掲げるのが「ピープルビジネス」という考え方。店舗で働くクルー一人ひとりが学び、成長することで、チームや店舗のパフォーマンスが向上し、それがお客さまへのより良いサービスやホスピタリティにつながっていく。人の成長がビジネスを動かす。そんな考え方が根底にある。

 1971年7月、東京・銀座に日本マクドナルドの1号店がオープンした。実はハンバーガー大学が設立されたのは、その1ヶ月前。日本で最初の店舗を開くより先に、“人を育てるための教育機関”が誕生していたことになる。

 今回、そんなハンバーガー大学のカリキュラムの一部がメディアに公開された。果たして、そこで何を学ぶのか。オリコンニュース取材班も実際に体験するため、その門を叩いた。

 ここで学ぶのは、単なる作業のノウハウではない。チームをまとめ、成果へと導くためのリーダーシップスキルだ。

 今回用意された課題は、意外にも「折り紙」。4人が1つのテーブルを囲み、折り紙でコップを作っていく。制限時間内にいくつ完成させられるかを競うが、「全員が必ず1工程を担当する」というルールが設けられている。スタートの合図とともに、参加者は真剣な表情で折り紙に向き合った。

 完成したコップをチェックするのは、ハンバーガー大学の中原学長。「これはダメ」「折り目がいまひとつ」「これもダメ」と、一つひとつ厳しく判定していく。予想以上にシビアな品質基準を前に、最初のチャレンジは、なんと「完成0個」という結果に終わった。

 しかし、授業はここからが本番だった。
 次に教えられたのは、チームのパフォーマンスを高めるためには、まず目的を明確にし、その達成に向けた方法をチーム全員で考えること。4人で折り方や工程について話し合い、それぞれの役割を決めてから、再び同じ課題に挑んだ。

 1回目は、それぞれが個別に作業を進めていたが、2回目は方法を一変。最初の工程を担当する人、次の工程を担当する人、さらにその次、そして最後の仕上げをする人と役割を分担し、流れ作業でコップを完成させていった。

 その結果、完成したコップは「6個」。0個だった1回目から、一気に成果を伸ばした。

 そこには、リーダーを決めること、誰がどの役割に適しているかを考えること、ゴールをチームで共有すること、そして一人ひとりの力を生かしながら全体のパフォーマンスを高めていくこと。さまざまな学びが盛り込まれていた。

 人を育て、その力を引き出し、チームとして成果につなげていく。ハンバーガー大学で体験した授業には、マクドナルドが掲げる「ピープルビジネス」の考え方が凝縮されていた。


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