岡田准一、「いつの間にか身近に…」映画通して戦争について思う「知らない世代としてやってきて…

2026/09/28 20:14 

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戦争や現代について自身の思いを語った岡田准一 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の岡田准一(45)が28日、大阪市内で行われた映画『わたしの知らない子どもたち』(10月16日公開)の舞台あいさつに主演の小八重葵美(13)、西川美和監督(52)と共に登壇。同作を通して戦争や現代について自身の思いを語った。

【写真】撮影現場で流行したという”フュージョン”を披露した岡田准一&小八重葵美

 同作は、戦後の日本を舞台に、戦争孤児となった少女・琴子ら子どもたちの視点から、戦争が終わった後も続く困難を描く。映画初主演の小八重が、家族を失い、性別を偽って孤児の仲間と生きる琴子、ダブル主演の二階堂ふみは軍国主義教育に加担した過去を抱えながら、生徒を見捨てた女性教師・曽根を演じる。そして、岡田は、闇市で暮らす孤児たちを父親のような愛情で受け入れる新興ヤクザの組長・菊沢徹役を務める。

 撮影中の岡田との思い出について小八重は「全部すごい楽しかったんですけど、休憩の時に岡田さんが『ドラゴンボール』のフュージョンしてくれて楽しかったです」と話した。岡田は「急にですよ!急に(現場では)徹ちゃんって呼ばれてるんですけど、『徹ちゃん、フュージョンしよう』って言われて」と回想。岡田は小八重だけでなく、他のキャストとも一緒に“フュージョン”したと言う。

 フュージョンはテレビアニメ『ドラゴンボール』に登場する技。2人の人物が融合するために踊り、最後にお互いの人差し指を合わせるというもの。出演していた子どもたちの中で“フュージョン”が流行っていたそう。小八重はそんな子どもたちから教わり「やってみたら楽しかったから、いろんな人とやろうと思って。坂東(龍汰)さんともやりました」と話した。

 また撮影中は西川監督がファミリーデイを設けてスタッフや出演者の家族を現場に招待するなど、環境にも配慮し和気あいあいとした雰囲気で進んだという。

 そうして完成した作品について西川監督は「戦後81年、若い人たちが見られる戦争にまつわる映画が少なくなっているなっていう気がしたんです。時代としても遠いし、悲惨だし、怖いものを子どもに見せるのもどうかな?っていう親御さんの気持ちも分からないではない。だけど、本当にこう忘れていっていいのかなっていう思いがあった」と言い、「小学生、中学生、高校生にも見てもらえる戦争の映画を作りたいなって思ったのが、今回のチャレンジでした」と語った。

 岡田は「戦争という題材の映画を、戦争を知らない世代としてやってきて、いつの間にか戦争というものが皆さんにとって身近なものになっていってしまっているという世界の動きを感じる時代になってきてしまいました」と述べ「本来の自分たちの生き方とか生きるってなんなんだろうなってことを考える時代に突入している」と指摘。「戦争という題材の映画ですけども、やさしく、そして問いかけがあってどの世代にも見れる、希望があるそんな映画に仕上がってると思います」とアピールした。
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