松岡茉優“過去の自分”との向き合い方「自分の中で握れているものがあれば…」 中島歩は“勇気…
映画『男ともだち』完成披露報告会に登壇した松岡茉優 (C)ORICON NewS inc.

【写真】黒ジャケットに映える繊細なネックレスを着用して登場した松岡茉優
松岡は「(作品の中で)自分の最高到達点かもしれないものが過去だったら…ということを先ほどお話しましたが、すごく私も共感できて」と切り出すと「うれしいことが大前提なのですが『あの作品が好きだ』と言ってもらうと、それが10年前だったりすると、それ以降、この人の人生に私は登場していないんだなって思ったり」とコメント。
続けて「歳を重ねる分、うまくなっていないといけない…みたいなことが、俳優の仕事じゃなくてもあるじゃないですか?風邪を引いたら、次の日にはよくなっていないといけない。『よくなった?』って聞かれますよね。その前に進まなきゃいけないという、この設定はなんだろうかと、作品を通して思いました。誰かにとっての自分の作品、過去のものの方がお好みだったとしても、自分がちゃんと握れていたらいいんですけど、(自身が演じた)神名はその握れているものもなかった。だから、この作品を通して、私も行き詰まる、もしかしたら過去の自分の方がよかったかもしれないと思う瞬間があっても、自分の中で握れているたしかなものがあれば進んでいけるのかなと思いました」と言葉に力を込めた。
これを受け、共演者の中島歩は「(松岡演じる)神名は30歳ぐらいでしょう?僕も30の時に行き詰まりましたけど。まず、やめる勇気がなかったとか、道を変える勇気もない。その勇気のなさによって今があるみたいな、変な感じですけど。あとは、それまでちょっとずつ自分を肯定してくれた人とか出来事をかき集めて、抱きしめて今にいたります」と明かしていた。
本作は、『しろがねの葉』で「第168回直木賞」を受賞した千早茜の同名小説を映画化。千早の著作が映像化されるのは今回が初めてとなる。30歳を目前に人生の行き詰まりを感じるイラストレーター・神名(かんな)と、恋人でも家族でもない“男ともだち”ハセオの曖昧でありながら確かな関係を描く。監督は『幼な子われらに生まれ』『一月の声に歓びを刻め』などの三島有紀子が務めた。
そのほか、井上祐貴、三島監督も登壇した。
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