長崎出身・福山雅治、“8月9日”舞台あいさつにサプライズ登場 戦争題材の作品に思い「出会う…

2026/08/09 13:41 

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映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』公開御礼舞台あいさつ(左から)福山雅治、福原遥 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の福原遥、細田佳央太、出口夏希、豊嶋花、井之脇海が9日、都内で行われた『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』公開記念舞台あいさつに登壇。本作への思いを語るなか、同作の主題歌「邂逅(かいこう)」を書き下ろしたシンガー・ソングライターで俳優の福山雅治がサプライズ登場し、俳優陣、観客を驚かせた。

【写真多数】福山雅治がサプライズ登場した舞台あいさつの様子

 本作は、観客動員350万人、興行収入45億円を記録した映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023年)の続編にして完結編。現代から1945年にタイムスリップした女子高校生・百合(福原)と、特攻隊員として空に消えた彰(水上恒司)との別れから7年後を舞台に、成長した百合たちの新たな物語を描く。前作で主題歌「想望」を手掛けた福山は、本作でも主題歌「邂逅(かいこう)」を書き下ろした。

 出演陣が本作のシーンについて熱弁をするなか、主題歌「邂逅(かいこう)」の話題に。福原が「すばらしいです。この作品もすごい寄り添ってくださって」「歌詞を聴くと百合の心情そのままと」と絶賛すると、突然、福山が登場。観客から「ましゃー」という声援が巻き起こる中、福山が「どうも福山です。よろしくお願いします」とあいさつ。出演者陣は驚きの表情を浮かべ、観客からは大歓声が巻き起こった。

  福山は「今回の楽曲は僕も50代後半になってきて、エンターテインメントの活動をやってると、人生には『あ、これは運命なんだな』とか、『出会うべくして出会ったな』と思うことってあって。これが小説やドラマや映画の世界だけではなく、皆さんあると思うんですけども、人生の中にはそういった運命を感じたり、奇跡を感じたりっていう。そういうことがやっぱ今回の作品でも僕にとってありまして。前作から引き続き、これは導かれたというところもあるでしょうし、出会うべくして、出会えた作品なのかなという風に思って、楽曲書き下ろさせていただきました」とあいさつ。

 きょう9日は、太平洋戦争で福山の出身地・長崎に原子爆弾が投下された日。特別な日に、前作とあわせて戦争のその後を描いた映画の舞台あいさつに臨んだ福山は「きょうは8月9日です。長崎出身の僕にとって、この1945年8月9日11時2分という時間はですね、自分が今ここに立っていることを、このように生まれたことを、生きていることを、非常にこう深く考えさせられる1日でございます」と思いを述べた。

 続けて「僕のふるさと長崎には稲佐山という山がありまして、僕の父は昭和7年の生まれで(当時)13歳でした。その稲佐山という小山の稜線が2つほどあって、その稜線の向こうに祖母と一緒に暮らしてたものですから、直接的な上空で炸裂した原子爆弾の被害というのを受けることはなかった。多くの方が犠牲になられたので、幸いにしてというのも言葉は軽いかもしれませんが、僕の父や祖母は直接的な被害は免れている」と自身の家族の経験に言及。

 「僕は、1969年生まれですけれども、このように生を受けまして、エンターテインメントの仕事をさせていただくようになった。で、僕自身がこの仕事をやっていく、この表現という活動をしていく中で、なんかやらなければいけないことの1つだなというふうにずっと思っていました。その社会課題とエンターテインメントの接続、高い実現での融合、メッセージ性だけでなく、感動や興奮を届けていくという。それを自分なりにずっと模索していた中で、いくつかアプローチをしてきたんですが、やはり前作でこの作品と出会えたことというのは、僕はずっと探していたことの1つの形。これも本当に運命なんだなっていうふうに感じて、ここにつながってきたことも、そういう風にも感じて。プレッシャーはもちろんありましたけれども、これは自分がエンターテインメント、長崎出身の人間としてやるべき、大きな取り組むべき仕事なんだなと思って、取り組ませていただきました」と思いを語った。

 なお舞台あいさつには、原作の汐見夏衛氏、新城毅彦監督も登場した。
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