『薫る花は凛と咲く』累計1000万部突破 半年で約2倍増加!読者へ感謝の企画実施

2025/12/22 17:00 

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『薫る花は凛と咲く』累計1000万部突破

 漫画『薫る花は凛と咲く』のコミックスの累計発行部数が1000万部を突破したことが22日、講談社より発表された。7月時点では累計560万部だったが、アニメ放送効果もあってこの半年で約2倍近く増加した。

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 連載当初から人気で、コミックス第1巻が2022年3月に発売すると、即重版となり、刊行当初想定の150%の初速売れ行きで、講談社の販売部担当者は「初連載作品の第1巻としては異例の大部数重版となりました」と反響に驚きつつ、「書店各社さまからも『大きく店頭展開したい』とのご相談を多数いただいており、若年層を中心に男女ともに売れていることもあり、まだまだ伸び代があると考えております。少し気の早い話ですが、今後は賞レースでも勝負できるのでは!?と非常に期待しております」と期待を寄せていた。

 その予想通り、その後は数々の漫画賞で上位にノミネート。コミックスの累計発行部数もアニメ化決定時(2024年9月時点)は350万部、アニメ放送開始時(2025年7月)は560万部、そして現在は1000万部と伸ばしており、7月~9月にかけて放送されたアニメ効果もあって、5ヶ月で440万部増加した。

 ほぼ半年で約2倍増えたが、この反響に編集部は「2025年は、テレビアニメが放送され、それをきっかけに2025年10月には累計800万部を突破。さらに2025年12月現在1000万部を突破しており、飛躍の年となりました」と説明。

 「ここまでこられたのも、支えてくださった読者の皆様がいたからこそです。そんな読者の皆様へ、感謝の気持ちを込めて“ありがとう”をお届けします」と読者へ感謝を込めた企画を実施すると伝えた。

 事前にSNSで呼びかけ、読者からたくさんの“ありがとう”の気持ちやエピソードが届き、届いたエピソードの中から、抜粋したメッセージを「新宿ユニカビジョン」、PVを「うめだHEP前ビジョン」で22日から28日にかけて放映する。

 同作は、2021年10月より漫画アプリ「マガジンポケット」にて連載中で、底辺男子校・千鳥高校と、お嬢様高・桔梗女子が並び立つ街を舞台に、千鳥高校の強面な男子・紬凛太郎と桔梗女子・和栗薫子による“近くて遠い”2人が織りなす青春学園ストーリー。

 第6回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞第2位、次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門第6位、三洋堂書店コミックアワード「でらコミ!4」にて準大賞を受賞。累計発行部数1000万部を突破している人気作品で、テレビアニメが7月~10月に放送された。
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