窓なし外観の家、関西から移住して“理想の暮らし”実現した秘密【住人十色】

2025/11/21 20:30 

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22日放送『住人十色』=家は窓が1つもない、完全に閉ざされた形の不思議な外観(C)MBS

 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(後5:00 ※関西ローカル)の22日放送回では、「関西から長野県原村へ移住!森の中にたたずむ大開口ハウス」が登場する。

【住人十色】正面とは一転!裏側には23枚もの窓が…

 舞台は、長野県諏訪郡原村。住人(アルジ)は、小さな子どもが2人いる4人家族。夫妻は関西出身で、昨年、自然豊かな原村に移住し家を建てた。

 家は窓が1つもない、完全に閉ざされた形の不思議な外観。実は壁ではなく、大きな屋根で外壁を覆っていて、周囲からの視線をカットする設計になっている。黒い屋根が迫り大きく見える家だが、横から見ると薄く、間口17メートルに対し奥行きはわずか4メートル。建坪は20坪で、細長い形をしている。

 家の中に入ると、玄関の奥の大開口からは一面の緑が広がっている。しかも、見えている範囲全てが自宅の庭。アルジは300坪以上の広大な森を購入し、木々の一部を切り開いて森の中に家を建てたのだった。「森の中に住みたかったので、庭の広さを優先した」と妻。そのため、建ぺい率はわずか6%しかない。

 結婚後、兵庫に広い庭がある理想的な家を建てた夫妻。満足していたものの、コロナ禍によって、窓を開けて生活することがはばかられるようになった。そこでより理想の暮らしを求めて、移住を決意。そこで出会ったのが、「第二の軽井沢」とも言われ、住み心地で決まる街の幸福度ランキングで全国1位に輝いたこともある原村だった。

 家の裏側に回ると、一転して外観は窓だらけ。その数なんと23枚もある。家のどこからでも庭の緑を大満喫できるように設計したという。

 リビングは天井高7メートル、7帖のコンパクトな空間。リビングの一角には仕事場があり、窓から庭を眺めながら、移住を機に転職したフルリモートの仕事をしている。またスペースを有効活用するため、デスクは階段も兼ねている。

 原村に移住して1年。夫は「こんな生活ができたらいいなって思ってた暮らしが今、全部できてるという意味では100点満点」と語る。
ORICON NEWS

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