JO1豆原一成、おいしいコーヒーの淹れ方を猛特訓 『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』…

2025/10/08 08:00 

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『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』メイキング(C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」

 グローバルボーイズグループ・JO1の豆原一成と俳優の市毛良枝がW主演を務める、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』(24日公開)のメイキング映像と写真が8日、公開された。

【動画】バリスタに挑戦!真剣な表情でコーヒー淹れを練習する豆原一成

 今作は約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(のちに現在の学校法人文京学院に発展)し、教育のために奔走した島田依史子さんの著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』(講談社エディトリアル刊)が原案。島田さんが後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスをちりばめて本作の物語が構築された。

 夫を亡くした祖母・安藤文子(市毛)を気づかい同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった祖母との日々は逆に大学生の孫・安藤拓磨(豆原)を元気づけていく。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”がつむぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語となる。監督は、中井貴一主演映画『大河への道』(2022年)などの中西健二氏、脚本は『サイレントラブ』(24年)のまなべゆきこ氏が務める。市毛は44年ぶりの映画主演となる。

 今回は、拓磨が、本格的なコーヒーを祖母・文子にふるまうシーンのメイキング映像&メイキングスチールが公開された。

 拓磨が、祖母・文子に心づくしのコーヒーを入れるシーンは、拓磨にとって唯一のこだわりでもあるため、本番前に、コーヒーの淹れ方を念入りにリハーサル。中西監督の「よーい、はい!」の声のあと、拓磨は「これは俺の生活必需品ですから」と数々のコーヒーの道具を前に、祖母のために丁寧にコーヒーを淹れ、「どうぞ。コーヒーが苦手なばあちゃんのためのスペシャルブレンド“ばあちゃんスペシャル”です」とコーヒーカップを差し出す。

 「全然苦くない、ていうか紅茶みたいにフルーティーね」という文子の反応に「きちんと雑味がでないように丁寧に淹れれば、コーヒーってすごい豊かな味になるんだよ」と答える拓磨。コーヒーへの情熱が垣間見られるやり取りとなっている。

 撮影の合間には、コーヒー技術指導として現場に立ち会った、UCCコーヒーアカデミー講師・川口雅也氏からのアドバイスを熱心に受けながら、コーヒーを淹れる動作を繰り返す豆原の姿も。本格的なバリスタのようで、真剣なまなざしも印象的だった。

 また、メイキングスチールでは、豆原が丁寧にコーヒーを淹れる様子、川口氏から指導を受ける姿や笑顔のオフショットも解禁された。

 豆原は、本作出演が決まったあと、コーヒーにこだわりのある拓磨というキャラクターを表現するために、撮影に入るまでの期間で、しっかりグラムを測るといった基本も含めて実際にコーヒーをおいしく淹れる方法を自ら調べて学び、注ぎ方の注意点などを意識しながらコーヒーのシーンに臨んだという。“夢に迷う”拓磨が、自分のこだわりであるコーヒーをきっかけに、どのような一歩を踏み出していくのか。豆原が体現する拓磨の成長も見どころとなる。


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